商品番号870 信楽焼　四代目　高橋楽斎　 近代信楽の名工 信楽焼の二大巨匠 は、楽斎窯（三代高橋楽斎）と、直方窯（四代上田直方）。４代目上田直方氏、３代目高橋楽斎氏は県指定の無形文化財。 四代高橋楽斎は、1925年（大正14年）に、三代高橋楽斎（1899年～1976年）の長男として生まれ、父の三代楽斎の指導の下で、修行し、1976年（昭和51年）に、四代高橋楽斎を襲名し、 茶陶や食器を製作する一方で、ロサンゼルスで個展を開くなど、幅広く活動。 口径7cm 高8、5cm

商品説明（日本語） 北大路魯山人の孫弟子にあたる、柿紅窯 渡辺一紳（わたなべ いっしん）氏による湯呑です。 松島宏明氏、松島之中三郎氏に師事し、魯山人直系の陶技を継ぐ作家として知られています。 作品は信楽焼を思わせる、素朴で力強い風合いです。やや粗めの土が用いられ、自然釉（な釉）がかかり、青みがかった灰白色に茶褐色の焦げ（火色）が景色となっています。全体に轆轤目（ろくろめ）が残されており、野趣あふれる造形です。 箱書きは「湯呑」「一紳」で、共箱が付属します。魯山人の精神を受け継ぐ作家の、土の温かみを感じられる一服の器です。 【サイズ】口径約6.5cm × 高さ約10.5cm 【素材】陶器（信楽風/自然釉） 【制作時期】昭和後期以降（陶歴より） 【状態】良好。経年による小傷はありますが、使用感は少ない美品。 【商品番号】457 渡辺 一紳（わたなべ いっしん）陶歴（柿紅窯） • 1922年（大正11年）： 宮城県古川市に生まれる。 • 1944年（昭和19年）： 加藤土師萌に師事。 • 1946年（昭和21年）： 北大路魯山人の門下である松島宏明氏に入門。 • 1956年（昭和31年）： 鎌倉山にて、松島之中三郎氏を継ぎ「柿紅窯」を築き独立。 • 1962年（昭和37年）： 川崎市麻生に柿紅窯を築く。 • 1964年（昭和39年）： 日本工芸会会員となる。 • 受賞・入選歴（主要）： • 日本伝統工芸展入選 • 日本伝統工芸展東京支部展入選 • 日本陶芸展出品 • 西武本店、大阪近鉄、他にて個展多数 ⸻ Description (English) A rustic and vigorous Yunomi Tea Cup by Watanabe Isshin of the Kaki-Kou Gama kiln, who is known as a descendant of the lineage of master potter Kitaōji Rosanjin (grand-disciple). This piece has a strong Shigaraki-style appearance, characterized by coarse clay, a natural ash glaze (shizen-yu), resulting in a bluish-white surface with reddish-brown scorch marks (hi-iro). The throwing lines are visible, lending a primitive and earthy charm to the straight, cylindrical form. The cup comes with its original wood box (tomobako) inscribed "Yunomi" and "Isshin." This is a comforting piece reflecting the aesthetic spirit inherited from the Rosanjin tradition. Item No.: 457 Size: Diameter approx. 6.5cm × Height approx. 10.5cm Material: Ceramic (Shigaraki-style/Natural Ash Glaze) Period: Post-Showa Period (based on biography) Condition: Excellent. Minor age wear, but appears lightly used.

商品番号351 湯呑　信楽　仁斎 6個セット 直径7cm 高5.5cm